2015年11月3日
満員電車の通勤。駅から歩いて帰る。近づく我が家。団地に灯る明かり。そのすべての部屋に、それぞれの暮らしがある。
2011年に結婚。東日本大震災の被害状況を追って焦燥するも、思考は追いつかない状況の中、長女が誕生した。戸惑い、衝突し、不安と迷いを抱えた4年が経つ。
理想と現実とが交錯する。家族でどんな暮らしを実現できるか。子供たちに何を手渡すことができるのか。やりたいことは、ありすぎるほどたくさんある。
漂い、翻弄されながら、はじめて起こることを見過ごさないようにするために。
そろそろ次の暮らしの場へ。

 

写真/百々武


PROFILE
1977年大阪生まれ。ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業。自然と密接に関わりながら独自の風習を育んでいる日本の離島を巡る作品を写真集、写真展で発表。2015年、奈良県吉野以南の万物が渾然一体とある風土を撮影した写真集『草葉の陰で眠る獣』を赤々舎から刊行。

撮影地
馬見南6丁目団地(奈良)
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kansai/nara/80_3610.html


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7 days scene

気鋭の写真家やイラストレーターらと団地を訪ねて、撮影&スケッチを行います。その作品は、ほぼ毎日の更新にてご紹介していきます。思いがけない団地の姿に出会えるかも。