8. 身だしなみのある部屋

引っ越し当初のBIOMANの住まいは、汚れや傷みがあったようで、DIYできれいにするまで半年以上の月日がかかったそう。
今でこそ、明るい室内でオシャレな部屋という印象だが、年代物のアパートであることが部屋のはしばしから容易に想像できる。
たまに訪れる友人たちは、昭和の集合住宅感が色濃いアパートのアプローチと、部屋の中のギャップに驚くという。

BIOMAN:自宅をDIYする上で気をつけたのは、身だしなみのある部屋にすること。
自分が生活できさえすればいい、っていう自分本位の部屋づくりにしてしまうと緊張感が無くなってしまいそうで。リラックスしつつ、いつでも誰かを招き入れられるくらいの装いは作ってます。

確かに、BIOMANの自宅は、ダラダラ男一人が過ごしている部屋ではない。
誰かを意識するからこその気配りを感じさせ、きれいで整理が保たれている。そうなれば、古い物件であるかどうかは関係ない。

 
9. 狭小台所の美学へつづく

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THE BORROWERS

借り暮らし、貸し借り、賃貸にどんな可能性がひそんでいるのか。多彩に活躍する方々へのインタビュー取材を通してその魅力に迫ります。いいところ、大変なところ、おもしろさ、面倒くささ…きっといろんなことが浮かび上がるはず。