1983年生まれ・神戸市出身。20代は東京や台北に住んでいました。現在はJIKKAGURASHI。写真を撮って文章を書いて本を作っています。台湾滞在記『馬馬虎虎』、台湾旅行記『声はどこから』。
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5月9日(水)

晴れ。天気が良くて嬉しかったもんだから、珍しく朝から掃除をしてしまった。終了後、久々にアロマディフューザーなんぞをつけて悦に入りながら読書。なんて丁寧な生活。だがそんな幸せも束の間、ちゃんと蓋が閉まってなかったようで気づくとディフューザー周辺の本20冊位が水浸しに…。一気に死にたい気分。
夜は三宮の韓国料理屋「全州」へ。入ると店内の騒々しさにびっくり。座敷に案内されたのだけど、長机を皆で共有するスタイルで隣の客との距離が非常に近い。ただ先日の「松葉」と一緒で、各々勝手に盛り上がって全然干渉しあわない感じだったので楽しく過ごせた。そういえば母方の祖母はカリフォルニアのチャイナタウンに住んでいたのだけど、毎日必ず「飲茶」に通っていた。理由は「とっても騒がしいから好きなのよ」だった。

5月10日(木)

晴れ。昨日、半泣きで天日干しした本を恐る恐る見てみると、目も当てられないほど全部ヨレヨレに。本からちょっとアロマの良い香りが漂ってくるのが悲しすぎる…。午後は、我が家では最近パクチーの消費量が半端じゃないため、家の裏の野良猫の通り道になっていたデッドスペースを、父と一緒に開墾してパクチー畑にした。収穫が楽しみ。
夜は昨日母が作った肉まんを食べた。肉まんや餃子は一旦冷凍したほうが格段に美味くなるから不思議。家族で肉まんを食いながらテレビ鑑賞。我が家は基本的にテレビはニュースかアニマルプラネットか阪神戦しか見ない。あと相撲。アニマルプラネットを見てたらヒョウの子供がハイエナに喰われるシーンが流れて動揺してしまった。草食動物が捕食される場面は見慣れてても、ネコ科の動物が捕食される場面には慣れてないんだな、ということを痛感。

5月11日(金)

晴れ。ツイッターを眺めてたら、塩屋と須磨を一緒くたにして揶揄するようなツイートを発見。塩屋の旧グッゲンハイム邸周辺のオシャレなイメージが気に食わないがゆえのつぶやきらしかった。私も偏見の塊なので全然それは良いんだけれど、塩屋と須磨は一緒ちゃうやろと思ってしまった。
夜に両親と板宿の昨年オープンした四川火鍋屋「渝川」へ。店主は遼寧省出身の方で奥様が四川省出身。かなり美味しかったけど、日本人客や地元のお客さんが少ないらしい。店主によると少し足を伸ばして新長田まで行くと中華系のコミュニティがあるそうだが、板宿は在日韓国人やベトナム人の方たちが比較的多く、あまりお店には来てくれないそう。この辺りにアジア系のコミュニティがあることは認識していたけれど、板宿と新長田でそんな細かく分かれているのは知らなかった。店主はナンプラーの香りで、どこらへんにベトナム人が住んでるかわかるらしい。実際に足を運ばないとわからないことってある。

5月12日(土)

晴れ。夜、鷹取の「ゆうゆうらんど紀の国」へ。この銭湯は休憩所に設置してある、とんでもなくデカい金魚たちが泳ぎまくってる水槽が最高。この日は空いててサウナが貸し切り状態だった。最近、世間では「サウナ」が流行っているっぽい。ネットでもよくそういった記事を見かける。いかにサウナが素晴らしいか云々…。実は私はサウナよりも「銭湯」が好きです。サウナも勿論好きだけどあくまでオプション(水風呂はあった方が良いけど)。流行りの「サウナでととのう」ってやつもきっかけとしては良いけれど、それは結果であって目的にするもんじゃないと思っている。銭湯には何かを「求めて」行ったりするのではなく、ただただ思う存分ボケーッとしに行ってほしい。秘境や海外なんか行かなくても、誰ともつながらないで済む空間が待っている。それもビニール傘と同じくらいの値段で。いざ、電源のない世界へ…。

2018年4月1日にスタートしたリレー日記です。1週間単位でさまざまな方に暮らしの日記を執筆いただいています。

カリグラシコラムとは

そのことを仕事にしている人もいれば、普段の暮らしの中でモヤモヤとした思いが浮かんでいる人もいる。借り暮らしにまつわる意見や考えを、さまざまな人たちが自由なスタイルで綴ります。