高校時代、スウェーデンに1年間留学。講談の語り口に魅了され、講談師に。音楽コラボ講談、外国語講談、ググる講談など講談の新しい形を模索中。2016年、97年ぶりに四代目・玉田玉秀斎を襲名。

9月5日

今日は奈良でラジオの収録。ゲスト出演。関係者の皆さんに無事にお会いできて一安心。しかし、全員、何かしらの被害を被っていた。本当に最近の自然の猛威はいったいどうしたんだろう。一日も早い復興を願う。
今日のお仕事は、番組のパーソナリティーO先生の講談と天忠組の講談を語ること。天忠組とは「一心公平無私」の旗印を掲げて明治維新の魁となり、奈良の地で戦った方々です。彼らに関わってからぼくの人生は少し変わったように思います。人生は不思議です。

9月6日

今日はシャンソン界の巨匠・古賀力物語のリハーサル。アコーディオンが本当に気持ちいい。物語をちゃんと語って下さる演奏をするかとうかなこさんに感謝。本番が楽しみになってきた。
夜は講演会。講談をつかった魅力的な話し方と題して90分の講演。そのあとの質疑応答30分。合わせて2時間。講談の魅力は600年の歴史に負けずに残ってきたその語り口。一旦は型にはまることで、個人個人の良さが逆にでてくるって話や僕自身の失敗談、経験談などを汗だくで話ました。全力投球は気持ちいい。

9月7日

今日は第二回カクカタルの日。これは直木賞最終候補にのぼること三度の作家・木下昌樹さんとの即興創作コラボの会。
ご参加いただいたお客様から「人の名前」「その人が書く書類」「その書類の中に出てくる単語」を投票してもらい、それを抽選で選んで、即興の講談とショートショートをつくり、お客様の目の前で即興で融合します。
この日は春日局、ジャン万次郎、花川戸助六の三人が出てくる講談。破れたジーンズ、忘れ物、松岡修造の三つが入った春日局の日記がお客様の目の前で融合。最後のオチが見つかったときは、手が震えた。

9月8日

今日は世界の大温泉で4ステージ。と言っても講談だけじゃない過酷な現場。13時にグルメコートの雑踏の中でまずは1席。子供がかけまくり、番号が呼ばれるアナウンスが流れ、疲れて寝ている人を気にせずにしゃべりまくる。14時になると72度の岩盤浴で15分喋りながら、最後の3分、応援といいながら、お客様をタオルであおぎまくる。
15時に再びグルメコートで講談。そして16時に最後の岩盤浴。汗をかき、ぶっ倒れるようになりながら、着替え、リハーサルにいく。風が気持ちいい。

2018年4月1日にスタートしたリレー日記です。1週間単位でさまざまな方に暮らしの日記を執筆いただいています。

カリグラシコラムとは

そのことを仕事にしている人もいれば、普段の暮らしの中でモヤモヤとした思いが浮かんでいる人もいる。借り暮らしにまつわる意見や考えを、さまざまな人たちが自由なスタイルで綴ります。