京都在住。甘夏ハウス1階担当。絵描き・文章書き・歌うたい・気が向けば料理、造形全般。至福の中に生きることを恥ずかしげもなく大真面目に取り組んでいる。

10月25日(木)

寝不足と昨晩冷え込んでいたのと、風邪をひいている友からラーメンを一口もらったのとでどうやら風邪をひいたみたいだ。
本当は吉田寮に行って、炊き出しの仕込みをしたり、糺の森ワンダーマーケットの出展準備とかいろいろやることがあったのだけど、材料だけ届けて味付けだけして、他の作業は友達に頼んで代わりにやってもらった。帰り際、見上げた月は、昨日よりもまん丸だった。家でビタミンCサプリを頻回爆飲みしつつ、早く寝る! と言いつつ普通に夜更かしをしてしまい、寝た。山下陽光くんの「途中でやめる」で秋冬物を2点衝動買いしてから、寝た。食欲が全くなかった。

10月26日(金)

朝起きようとしたら少し怠い。ビタミンCのサプリを飲んで、昼過ぎまでダラダラと何度も寝る。起きたら、昨日より良くなっている気がした。吉田寮広報室で作っているポスターを代引きで受け取る夢をみた。絶対に再配達してください! と必死だった。ほぼ現実だった。自分のペースで寝て起きることで、体だけではなくて自分の魂の力みたいなものが回復してきているような気がした。自分の外側の何かに合わせたりせず、自分の体内の感覚だけを指針にして。昨日までは食欲が全くなかったけれど、焼きたての塩鮭でお茶漬けが食べたくなったが、無いので諦めた。夕方から甘夏ハウスでやっている「あまなつだれでも食堂」の準備。怠いので、座って野菜を切ったりなどする。留学生のザクさんが手伝いに来てくれてとても助かった。一緒にやっているなっちゃんが麻婆豆腐の味付けを担当してくれた。でもなっちゃんも疲れきっていたので、作り終わって二人で横になって休んだ。こういう時は、子どもの声が頭に響いてつらい。元気な時なら可愛いと思うものでも気力体力が落ちている時には、そんな風に全然思えなかったりする。体というのは精神よりも強く自分に影響したりもするものだ。少し回復してきたので調子に乗って探し物をしているうちに甘夏ハウスを始めた頃の手帳が出てきて読みふける。一生懸命さとほとばしるアイデアが詰まっていて、今読んでも楽しい気持ちになった。こういうのは宝物っていえるような気がした。

10月27日(土)

朝、なんとか起きて車で大原の里の駅まで野菜の仕入れに行く。車中でレイコちゃんに返してもらったユザーンのアルバムを久々に聴く。すごくいい。だけどどうしてもハラカミさんを思い出してしまう。私の中では、ユザーンはハラカミさんと二人一組。仲の良い二人が大好きだった。いつも通り、野菜を買いすぎる。だけど明日は大量に調理するので、きっと大丈夫。昼下がりになってから京都南座のお練りがあると知って、悶絶するも仕込みで行けないので、母にメール。遅れて着いたけど市川右近に会えたらしい。喜ぶ母。よかったね。自分はやることをたくさん抱えているけれど、大切に思っていることや人が多すぎるような気がした。少し心を整理して自分じゃなきゃダメなことかどうかを考えて、いろいろなことをバシバシやめていこうと決意。朝、眼鏡で買い出しに行ったので「オフ」な気分が抜けなくていくつも買い忘れていることに気がついて振り出しへ戻る。仕入れから帰ってきたら、朝に大原でついでに買ってきた自分のご褒美用の薔薇の花束が香りを放っていたので、すんすんと吸い込みながら仕込みの段取りをした。吉田寮広報室のブースの連絡が飛び交い、仕込みは結局、夜遅めからしか始まらず、徹夜で朝までかかってカレー2鍋、肉骨茶(バクテー)2鍋を仕込み、ご飯を8L炊いた。準備万端、時間ギリギリセーフで奇跡的に左京ワンダーランド糺の森ワンダーマーケットへ搬入しに行った。糺の森はとてもいい感じの場所なので大好き。また今年も参加できて嬉しい。来年こそ、徹夜ではなく仕込みたい。

2018年4月1日にスタートしたリレー日記です。1週間単位でさまざまな方に暮らしの日記を執筆いただいています。

カリグラシコラムとは

そのことを仕事にしている人もいれば、普段の暮らしの中でモヤモヤとした思いが浮かんでいる人もいる。借り暮らしにまつわる意見や考えを、さまざまな人たちが自由なスタイルで綴ります。