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造園を生業とする家に生まれ、2015年から父がつくった会社であるグリーンスペースの代表に。オルタナティブでオーセンティックでヒップな植木屋。文化系サブカル庭師。

2月24日

休日の日曜日から1週間日記を書くことなった。結婚したばかりの30代前半の3~4年のあいだ毎日日記を書いていたからそれ以来になる。当時は仕事のやり方を変えたばかりで気持ちいいくらいに仕事がなくて、なぜ自分のことを世間は受け入れてくれないんだろうみたいなことやほんのかすかな希望みたいなものを1日の最後に悶々と書き続けていたように思う。とにかくいろいろと迷い悩んでた時期だ。仕事の依頼を少しずつ頂けるようになっていって不思議と日記をつける習慣もなくなった。
住まいも変わったがたぶんあの日記の置いてある場所はわかる。少し懐かしいが今はまだ読みなおす時期ではない気がする。

2月25日

山の中腹あたりに家を建てて住んでいる。大阪市内の夜景は綺麗だけど、とにかく坂が急でキツい。通勤は出来るだけ歩くことにしてて、子供の通学に時間を合わせて一緒に家を出発することにしている。どうしても夜ごはんを一緒にとることができず休みも日曜日しかないので、朝のこの少しの時間を過ごすことは自分の暮らしのなかで大切なものです。
今朝もリンゴを齧りながらの小1の娘と遅れて走ってきた小4の息子と一緒に。今日は何時間授業だの体育はあるのかだのなんてことない話。梅がそろそろ満開だ。会社と学校の分かれ道でバイバイをする。ちなみに年少の娘がもう一人いるのであと9年くらいこんな暮らしが続きそうです。
本日は京都市内にできるホテルでの庭づくりでした。

2月26日

朝一に中百舌鳥で年間的に庭のお手入れさせてもらってるお客様のところにスタッフと。あとは任せてボクは新幹線で東京へ。3年くらい前にはじめて東京で仕事をさせてもらってからは少しずつ依頼も増えてきている。大阪で家業の植木屋をしていて東京でまさか仕事をすることがあるなんて思ってもなかったので、最初は行くだけで興奮もしたし緊張もした。今では行く回数も増え、新幹線の予約もスマホでできるように。ドリカムの歌で「マニキュアだってうまく塗れるわ」という歌詞があるがまったくその心境!?
たった3年で状況なんて変わる。生きてるっておもしろい。先にトラックで出発して千駄ヶ谷で作業してる弟とスタッフと合流する。

2018年4月1日にスタートしたリレー日記です。1週間単位でさまざまな方に暮らしの日記を執筆いただいています。

カリグラシコラム

そのことを仕事にしている人もいれば、普段の暮らしの中でモヤモヤとした思いが浮かんでいる人もいる。借り暮らしにまつわる意見や考えを、さまざまな人たちが自由なスタイルで綴ります。