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いまでは珍しくなった活版印刷機で上質な印刷物を生み出し続ける、注目の印刷所を切り盛りしている小野さん。”印刷女子”としての目線で、『#カリグラシ』を手に取ってもらいましたよ。


ウェブなのに本のような、本なのにウェブのような
text by 小野香織(江戸堀印刷所店長)

ウェブなのに既にあたたかみのある本のような印象だったOURS. KARIGURASHI MAGAZINEが、リアルな本になっている! と手に取れるうれしさ。つい印刷屋目線になってしまいますが、まず装丁のかわいさにグッと心が掴まれます。アレがこうきたか、と納得の1冊です。
帯の透け感、カバーの紙選び、さすがいいセンスです。私はカバーをつけたまま本を読むのが好きではないので、かわいいけど早速はずしちゃいます。わわっ! シルバーで団地! かっちょいい! 見えないところにこだわりが。そしてペラリと、、、見返しがキイロ! 爽やか! なかなか中身にたどり着きません。ようやく本文をパラパラ、、、ツルッとザラッとが混在してる! ナイス手触り感。文字のレイアウトも写真のはさみ方も動きがあって目が楽しく進んでいく。
本もウェブ感覚でサラッと読めてしまいました。
ウェブみたいな本、本みたいなウェブ…境界線がない感じが心地いいです。

小野香織
2011年に立ち上げた江戸堀印刷所の店長。生まれ育ちは京都、現在は大阪で借り暮らしの1児の母。家をローンで買ったという友人が続々出てきてあせるが、定住する勇気と覚悟がまだない。カリグラシ人生でもいいかなと思う今日この頃。
http://www.edobori-printing.jp/

 

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