CHA KYOUNGHEEさん/コヨソサ
「最近引っ越したんですけど、60年代に建てられたアパートに住んでいます。築30年以上経っている歴史ある建物です。
建物の空間が気に入ったのが決め手で、屋上からソウルの象徴「南山タワー」が見えるんです。中はワンルームでごく普通なんですが、共用部分の屋根にお洒落な天窓が付いていて、建物が独特で気に入っています。周辺は複雑なエリアなんですけど、建物がある場所だけは静かできれいな通りなので気に入りました。
私も日本人が住んでいる家に興味があります」

「コヨソサは、ソウルの小さな文学専門の書店です。個人経営の店が集まる開放村にあり、歴史があって、市場もあります。今日は普段店で売っている小説やエッセイを持ってきました」

 

KIM DAIWOONGさん/Corners
「ソウルの城山洞(ソンサンドン)にある小さい家に住んでいます。韓国式の住宅で小さな部屋なんですけど、リノベーションをしました。長いバルコニーがあって、部屋は2つ、倉庫も1つあります。台所は居間の中に小さくあります。屋上もあります。
赤いレンガでできた一般的な住宅で2階建て。1階と地下に大家さんが住んでいて、2階を全部使って妻と2人で住んでいます。アパートに住む人が多いですが、私たちのように住宅の一部を借りて住むと、アパートよりも安く住むことができます」

「グラフィックデザインスタジオと印刷所、加えて小さく出版社も運営しています。グラフィックデザインを通して展示会のアイデンティティをつくる仕事をしたり、自分たちの作品を作りつつ、ウェブサイトの制作などもしています。印刷所にある印刷機は、日本企業RISOのリソグラフです」

 

益山理恵さん/609
「大阪・弁天町にあるワンルームマンションに住んでいます。実家は、大阪・森ノ宮にあるマンションの609号室で、今回、出展している屋号は実家の部屋番なんです」

「益山家は6人兄弟で、今回は兄妹3人で出展しました。長男が詩を書き、三男と次女の私が絵を描いて、兄が文房具屋で見つけてきた金具(とじ具)で製本しています。
長男と三男は劇団員で、今回のイベントに演劇で参加。私がブースで販売担当です」

 

小坂逸雄さん/その船にのって
「大阪から小豆島に移住して、3ヶ月後に見つけた空き家を借りて住んでいます。戦後くらいに建てられた家で、田の字造りのいわゆる古民家です。家を見つけてから4ヵ月かけて工事をして、お風呂とキッチンを設置、ガスと水道管の整備、ぼっとん便所は見た目洋式の簡易水洗に付け替えてもらいました。
6畳、8畳、4.5畳、3畳の家に、1人と猫1匹で暮らしています。
小豆島には放置された空き家がたくさんあるのですが、荷物が多い、仏壇がある、親族が来て滞在することがある、などの理由で厳密には空き家ではなかったり、貸してもらえないことが多いです。うちの家は仏壇がなくて、捨てるも同然だったということで、自分で修理させてもらい住むことができました。
もともとは2013年の瀬戸内国際芸術祭に参加したときに、小豆島が気に入ったのが移住のきっかけです。そこから、まさかオンラインマガジンを立ち上げるような展開になるとは…(笑)」

「「その船にのって」という小豆島発のオンラインマガジンをやっているグループです。平野公子さんの本『おいでよ、小豆島。』の続編的にスタートしました。小豆島は『二十四の瞳』の作者ら有名な文学者を輩出しているので、小豆島ゆかりの文学者の作品を電子本でリリースするプロジェクトも行っています」