台湾の団地ランキング

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はじめまして。
団地の四季と台湾の団地担当のtamazoです。
台湾に団地なんてあるの? とお思いのあなた。それがあるんです!
ここで私が団地と呼んでいるのは、1949年以降に中国大陸から移住してきた中国国民党の党員とその家族、150万人余りのために建設された集合住宅のことです。
それらの建物はどれひとつとして同じものはなく、個性的でとても面白いです。

 

福民社區(台北市)

形は日本における、中層と呼ばれる5階建ての団地とよく似ています。
しかし、その壁面はパステルカラーに彩られている!!
窓のない壁面には幾何学模様の壁画と、隙のない可愛さに満ちた団地です。

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  • バイクがめちゃくちゃ多いですね! 駐車スペースは無いのかな。
  • 目がチカチカする~。台湾の団地はバルコニーが無いか小さいね。
  • カラフルに塗られた庇の造形もステキすぎです。

 

青年社區(台北市)

青年公園の正面に堂々と鎮座する団地。
警備員の常駐するゲートの奥は、台北のような住宅密集地にしては珍しく広場が。
そしてその左右にはシンメトリーに配置された住戸が整然と並びます。
しかし、住棟の凸凹が激しいので、迷路にいるような気分になります。

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  • 遠くからみたら日本の昭和40年代後半の高層団地にしか見えない!
  • 建物の色や造りは日本でもよくありそうな感じなのに、そこに生活感が加わると活き活きと見えてくるのが魅力ですね。
  • この武骨な感じがたまりませんですね! 下から見上げるこの力強さ、ただただ感動です!

 

果貿國宅社區(高雄市)

この曲線美をご覧下さい!
横から見ても面白いのですが、なんといっても二つの曲線の中心に立って見上げた景色の美しさは格別です。
広大な敷地を散策しておなかが空いたら、大陸風の食べ物を売る店が団地の1階にたくさんありますので、グルメスポットとしても楽しめます。

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  • 漢字が並ぶ看板は台湾らしいですが、全体的な佇まいはヨーロッパのような雰囲気。
  • バルコニーが歯車のようだ。
  • 大胆に曲面で構成した住棟群…どんな間取りなのか気になります。

 

西園國宅(台北市)

深い森を思わせる写実的な画風の住棟壁画は、市街地のオアシス!
しかも、団地内に道教の寺院が2軒もあります。写っている花輪は葬式用ではなく、お祭りのために信者が奉納したもの。
癒されること間違いなしの、都会のパワースポットです。

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  • 日本の団地の住棟壁画は子供向けと思える意匠が多いけど、これはどうなんだろう。興味津々です。
  • 階段室も含めて絵を描くセンスが素晴らしい。
  • 階段部分の絵の新しさと住戸部分の年季の対比もまた注目ですね!

 

次回はけんちんによる「市街地住宅」ランキングです。

「団地をARTに」を合言葉に日々、啓蒙活動を行っている団地愛好家集団。

公式サイト

“URソムリエ”として、関西バンドマン150人以上をUR団地暮らし(主に市街地住宅)にアテンド。「団地は日本の原風景だ!」を合言葉に団地カルチャーの素晴らしさを世の中に発信中。
2008年、日本給水党を結党。以来党首として日本全国の団地を取材し、「団地の給水塔」の魅力発信と地位向上を目指し活動している。
ツインコリダー型住棟をメインに愛でる団地愛好家。団地をモチーフとした楽曲で郷愁とイマジネーションを刺激するポップユニット「D+」のギターボーカルとしても活動中。
団地にとりつかれた建築家。設計事務所吉永建築デザインスタジオで団地リノベーションの設計を手がけるとともに、「団地不動産」にて団地の不動産仲介も行う。
岡山県の団地を内外に紹介している団地拝見家。団地お守り「団地守」の生みの親。
古めの団地と、団地内の植栽を愛好する大阪出身の平凡な会社員(非建築系)。団地を求めて各地を旅し、最近は台湾の団地にハマっている。
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウン出身。現在4軒目のURで団地生活を楽しむ、自称・団地サラブレッド。「名古屋の団地女子」として、団地の公園にある動物遊具に夢中。

Journal D

UR職員が団地内のいろんなお店を訪ねた「グルメD」。団地愛好家集団“チーム4.5畳”による、団地のイロハをゆかいに伝える連載「週刊4.5畳」など、さまざまな角度からダンチに迫ります。