和室の押入れには、引き取ってきたという母の洋服がたくさん。「センスがいい人だったからお手本になればと思って。実際に私が着れる服は少ないんですけど」。

テーブルの上のライターと灰皿のセット、タバコは吸わないけど引き取った。

テーブルも実家にあったもの。最も生活感のあるこの和室は寝室として使っている。

最初に拝見した左の部屋、フスマの内側には仏壇が鎮座。父と母が眠る。

いろいろあった父との関係。けど、この住まいで最初にDIYをはじめたのはこの仏間をつくるためだった。

仏壇を照らすライトは人感センサー付き。「この仏間をちゃんとつくれたことで、私自身も前へ進めました」。

最後に各部屋をもう一度。

「今までグダグダだったけど、DIYをはじめてからはいつでも誰かに来てもらいたいって緊張感が生まれて、部屋もきれいなままにできています」。

昔のエピソードもいろいろお聞きして、すっかり日が暮れていた。
 
新千里北町団地→ https://www.ur-net.go.jp/chintai/kansai/osaka/80_1130.html

写真:佐伯慎亮 文:竹内厚


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